2016年7月1日
人工知能 AI（Artificial Intelligence）とは？
1784年にイギリスで始まった第一次産業革命、第二次産業革命では電気エネルギーによるベルトコンベアーの大量生産が行われ、人間は機械の一部になり工場で単純労働を繰り返していた様子がチャップリンの映画「モダンタイムス」に描かれています。そして現在、人工知能AIの研究は第四次産業革命と言われています。
人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようと言う試みとか
人間が知能を使ってする事を機械にさせようとする試みが行われ、まさにAIの得意とする正確性・単純作業・システム化による計算、算出により人間の仕事が奪われる可能性も出てきました。
さて、これからの学校教育では暗記や計算で決まった答えを出すだけではなく、答えは自分で考え出さなくてはならないクリエイターのような能力が求められるのでしょう。
そして人は、どこで価値を生み出し機械やデータにどの判断を任せるべきか、人と機械をどうマネジメントするのかが問われます。
もはやある銀行では顧客の行動パターンを脳科学によって分析し、顧客の必要性に適した金融商品を提供できるようになる事や、人事面では「好きな仕事」と「向いている仕事」は異なる事から人事異動にも活用するような動きもあるようです。
また、家庭においてもすべての家事をアシストとして働くロボットの進化・普及が広がり家事労働の時間がさらに短縮され、残った時間を有効活用できそうです。
将来すべての物にAIが搭載され人類の生活を新しく変える時代が迫っている事は間違いなさそうです。
特に過酷な仕事の分野では早急に実現して欲しいところですが一方で、人との係わりをAIに頼りすぎて機械に振り回されない、不利益にならない事は最も大事かと思います。
人間とロボットが共存していく世の中へと進んで行く、先の読めない人口知能AIの研究は、はたして本当に人を幸せにしてくれるのでしょうか？
