2017年3月6日
やり抜く力・ＧＲＩＴ ＜その２＞アンジェラ・ダックワース著より
3．「やり抜く力」を内側から伸ばす。
・興味―自分が一番楽しいと思うことを見つけて、情熱を持って仕事にする。
・練習―どれだけ集中して、質の高い取り組みを行ったか、意図的な練習を行う。
・目的―この人のようになりたいと具体的に考える。
・希望―楽観主義者は自分の苦しみは一時的で特定の原因があると考え、苦しみを乗り越えようとする。悲観的な考え方をやめる。
4．「やり抜く力」を外側から伸ばす。
子供のやり抜く力を育てるには、親としてまず自分が人生の目標に対してどれくらいの情熱と粘り強さを持って取り組んでいるか。子供が自分を手本にしたくなるような育て方をしているか。そしてしっかり見守る事。何かあったら、一緒に乗り越えようと手を差し伸べる事。
賢明な教師は生徒の学力を伸ばすだけではなく、生徒の満足度を高め、勉強に対する積極的な取り組みを促し、将来に大きな希望を抱かせる。
課外活動も大変だが楽しい、挫けそうになってもあきらめず、最後までやる習慣を身につけることができる。
青年期に何らかの活動を最後までやり通すことは、やり抜く力を要するとともに、やり抜く力を鍛えることにもなる。
「やり抜く力」は幸福感や健康と比例する。
思わぬ障害や、失敗や、挫折はどうしても起こる。その時どう対処するかによって、成功するかどうかが決まる。
